慶應義塾大学理工学部情報工学科
近藤研究室
ニュース
2022年4月1日: 量子誤り訂正に関する研究についてNTT・名古屋大学・理研と共同でプレスリリースを出しました!
2021年11月10日: 量子誤り訂正に関する研究(東大在職時の論文)が日刊工業新聞の記事に取り上げられました!
2021年11月8日: 量子誤り訂正に関する研究(東大在職時)についてNTT・名古屋大学からプレスリリースが出されました!
2021年4月1日: 慶應大学理工学部情報工学科の近藤研究室がスタートしました!
2021年3月29日: 博士課程の上野洋典 君が2021年3月に開催された情報処理学会量子ソフトウェア研究会で優秀発表賞を受賞しました!
2020年10月: 博士課程の上野洋典君が2020年情報処理学会山下記念研究賞を受賞しました!
2020年7月31日: 修士課程の櫻井元貴君が情報処理学システムアーキテクチャ研究会で若手奨励賞を受賞しました!
2020年2月28日: 博士課程の上野洋典君が情報処理学システムアーキテクチャ研究会で若手奨励賞を受賞しました!
研究内容の概要
本研究室では、グラフ処理やロボット知能処理などの特定ドメインに最適化したドメイン特化型アーキテクチャや、AI・ニューロモーフィック計算・量子コンピュータといった新しい計算原理と既存のコンピュータシステムの融合に向けた研究をしています。現在は特に以下の研究を行っています。
コンピュータアーキテクチャの研究
スマート社会向けグラフ処理基盤
クライオジェニックコンピューティング
次世代スーパーコンピュータに関する研究
各はテーマの詳細は研究の紹介ページをご覧ください。
コンピュータアーキテクチャの研究
CPUやGPU,アクセラレータなど,コンピュータの頭脳部分の新しい構成方式、すなわちコンピュータアーキテクチャに関する研究をしています.例えば,AIやグラフ処理,ロボット知能処理向けの演算加速機構の開発や,そのためのアルゴリズム設計,LSIチップ・FPGAへの実装を通した評価などを行っています.
スマート社会向けCPS処理基盤の開発
物理社会の情報をセンサーで取得し,サイバー空間で解析しつつ、物理社会にフィードバックして社会を最適化するCPS向けの処理基盤が重要になっています。人やモノの関係性の解析や移動追跡など,複雑な現象をモデリングして最適化する上ではAI技術に加え,グラフ解析手法が効果的です.そこで,グラフ処理フレームワークやエッジ・クラウド間連携,重要データの選択手法などを研究しています.
クライオジェニック
コンピューティング
超伝導技術に基づく省電力コンピューティングや量子コンピュータなど,極低温で動作するデバイスや,それを利用した新計算原理の研究が発展しています.本研究では単一磁束量子を利用した新型計算機や,量子コンピュータの制御機構への応用などに関する研究を行っています.
次世代スーパーコンピュータに関する研究
次世代スーパーコンピュータの開発では、消費電力がシステムの設計や性能を制約する最大の要因である。限られた電力資源を有効利用しつつ、最大限の性能を発揮させるためのアーキテクチャやジョブスケジューリングアルゴリズム、またスケジューリングの解法に関する研究を行っています。
研究室へのアクセス
〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
慶應大学理工学部情報工学科 近藤研究室
(研究室:矢上キャンパス 24棟317)